面接官は、思ったより話を聞いてくれない

バイト時のちょっとしたやりとりから、無能な会社人というのが、世の中にはいるんだなぁと思った話。

時間ギリギリに家を出て

派遣のバイトでは現場に向かう際に何かしら連絡を入れる。
これによって、会社はバイトが家を出たことを確認する。

その日、僕は時間ギリギリに家を出た。翌日のバイトの準備で手間取ったためだ。
とはいえバスの運行状況はネットで確認していたので、余程の遅れがない限り、時間通りに出勤できると思われた。

さて、僕の電話を取ったのはいつも不機嫌な中年社員である。氏名と勤務先を伝えると、彼は「こんな時間で間に合うの?」と訊ねてきた。

僕の見込みは前述の通りだったので「大丈夫だと思います。」と答えた。
すると「思うじゃこまるんだよねぇ……」と中年は嘲るように言ってくる。

なるほど不安なのか。ならばこれでどうだと思い、
じゃあ、大丈夫です。」僕は皮肉を込めて言い直した。

すると、なんとジジイはそれで溜飲を下げたらしく。「それでは到着したら連絡してください」と満足気に電話を切った。

そんなに責任を負う事が怖いのか

もうね、バッカじゃねーのと。

何も変わらないのだ。

「できると思います」と「できます」の意味は何も変わらない。
ニュアンスとして、発言者の自信の程度が伺えるだけ。

なのに些細な言い方にこだわるのはきっと、問題が発生した際に言い逃れするためなのだろう。

「できます」と言ったから、それを信じた。
悪いのは嘘をついた彼であり、自分に責任はない。

こんな感じで。

つまり彼らにとっては業務を遂行することよりも、保身が大事なのだ。

だからきっと面接場面でも

一定の年齢を越えると、きっと人は保身を優先しやすくなる。
面接官が大抵おっさんである以上、大口を叩くほうが有利なんだろう。

そんな方法が通るのはあまり良い組織とは思えないけど、特定の人種に対する一つの回答として、持っておくのは悪くない……かな。

そんなことを思ったというお話でした。

……車輪の国であったなー。「大丈夫だ、何かあったら責任は俺が取る」と主人公が中年を説き伏せるシーン。

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