一年間フリーターをやってみて
就活は理不尽で辛く、苦しいもの。そして就職すると少なくとも週5で働く必要がある。これは、ならばいっそと大学4年時に就活も就職もしなかった、バカ野郎の記録である。
就活なんて馬鹿らしい
少なくとも、当時の僕はそう考えていました。
今もそう思っています。
先輩の話を聞いても、世間の評判を窺っても。
就活を楽しんでいる人はまずいない。
聞こえてくるのは理不尽な制度やシステムへの怒りばかりでした。
そんな苦しい思いをして、得られるのは週5でこき使われる未来。
全くもってばかばかしい。
世の中便利になってるんだし、週3くらいでいいだろうと。
なんでそんなに頑張らなきゃいけないのかと。
どんなことでも自分の糧にできるとするなら、わざわざ楽しくないことに時間を割くべきではないと考えました。大学四年からはひとり暮らしを始めたこともあり、僕は自活とアルバイト(それから卒論)に専念しました。
やりたいこと、自分の時間を奪われてでも所属したい組織。
そういうものにアテもなかったし。
あまのじゃくな性格が「とりあえず、なんとなく就活する」ことを許さなかったのはあるでしょう。あとは、そうですね。就職しないという選択がどういう結果をもたらすのか、試してみたかったってのもひとつの理由ですね。
最初のペンギンになりたい性分なので、誰もやらないこと、思いついた面白そうなことはついやりたくなってしまうのです。
就活しないことで得たもの
・MacbookPro
・モンストの運極数とランク
時間がとれたので、そこで派遣のアルバイトを入れまくり。
量販店でホビー体験会を運営しまくり。
得たお金が最終的にMacbookProになりました。買いました。
そして遊ぶ時間も十分にあったため、モンストをひたすらやりました。
結果としてゲーム攻略ライターをやることができたので、塞翁が馬だなと思います。
詳しくはこちらでも
▶ゲーム攻略ライターを半年やって辞めた話①
辞めてるじゃないかって?
ええ、そうですね。塞翁が馬ですねぇ……(遠い目)。
就職しないことで失ったもの
・人生の安定
とにかくフリーターには安定感がありません。
体調を崩して働けなくなると死にます。
とにかく保証がない。責任がなく、人権もあまりない。
そんな感じでした。
基本的に誰でもできる仕事を任されるので、責任はないんだけど、賃金も大したことないので仕事に誇りを持てません。
必ずしも誇りを持つことが必要とは限らないかもしれませんが、
「今まで自分が見てきた中で自分の仕事を楽しんでやっている人は、みんな仕事が出来る人だったね。」-wikipediaより
かのチャック・イェーガーもこう言ってることだし。
少なくとも僕は、自分の仕事には胸を張りたいと思うのです。
たぶん就職はした方がいい
効率よくお金を稼ぎたいなら、アルバイトは非常に効率が悪いです。
結局、「就職する」というテンプレ行為は強い選択肢なんだなーと思います。
同様に「勉強していい大学に入る」の強さも就活を始めて実感しています。
王道の強さを身をもって知ることができたのが、一年間フリーターをやってみた感想です(身をもって知る、ってのが大事なところですね)。
おまけ
フリーター時の収入は月に10万と少しでした。
(一応生きていける額として、12万を想定していた。税金?なにそれ)
もし、病気の母がいたら。もし、扶養すべき配偶者が、子供がいたら。
余裕の貧困だよなぁと思います。
どうしても家庭を持ちたい!とは思わないけど、選択肢さえないのは哀しいもので。
それに必要な物が買えても、買ったほうがいいものを買えないんですよね。
必要ないけど買ったほうがいいもの。
アニメの円盤とかね……お金を落とすだけの余裕を得るためにも僕はそれをするのさ。
就活をするのだ。
職務経歴にはだいぶケチがついてるけど、でもそんなの関係ねぇ!
(大学出てから一年続いた仕事が無い)
やっぱりネガティブな印象になるっぽい
▶アニメ制作会社を受け、祈られてみて【既卒就活】
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