ライオンキングで人生変えてきました

ちゃんとした演劇を観たいという思いが常々あって、ツイッターランドで荒ぶる陰鬱な友人が目に入ったため、彼を巻き込んで人生を変えに行こうと数か月前から計画。

先日、初四季、初ライオンキングをキメてきました。

ちなみにその友人は仕事関係のあれこれでドタキャン。
おいおい、クモの糸さえ掴みにいけないのかよ……と思ったけどもうやめようこんな話！！

ライオンキング、感想

総論、とても楽しかったです。

値段相応かと聞かれるとなんとも言えないけど、
他で代替しにくい領域だから、差別化はできてると思います。

環境に刺さってるかはさておき、一定の役割は持ててる感じ。

◎よかった点
・なんか楽しい

歌と踊りがエンタメの原点である、みたいな話をどこかで耳にしました。
その点ミュージカルは最強なんだなぁ……。

・一部の演出がものすごい

全体的に「なんで？！なんでそんなことするの？！すごい！！」
ってなりました。

・鳥、ハイエナ、ティモプンがいい……

特にハイエナがイケボ過ぎて震えたし、
ティモプンは「再現度たけーなオイ」ってなった。

△困った点
・歌が冗長に感じた場面があった

ララァが旅立つときの歌さぁ……あれ要る？（暴論）

・観客が応援慣れしてない

一箇所応援可能なシーンがあったんだけど、
そこで声を出す人が少なかったのが残念です。

もっとみんなキンプリで勉強すべき（）

・物販まわりがくっそ貧弱

休憩時間に飲み物を買おうとしたら、
長蛇の列にバーカン内2人とかいうザコ編成に心折れました。

グッズ販売もキツそうだし、もう少し何とかならないんですかね……
ひどい機会損失だと思う。

・カーテンコール、長すぎてちょっと疲れた

最後っぽい雰囲気のときに「ありがとー！！」と叫んだら、
その後また出てきやがって、どんな気持ちで拍手したらいいかわからなくなりました（笑）

嬉しいっちゃ嬉しいんだけど、若干困りました。

どこで人生が変わるのか

テーマとしては「過去との向き合い方」って感じだろうか。

背を向けてハクナ・マタタすることも必要だけど、
前に進まなければいけないときもある……みたいな。

後ろめたい思いを抱えている人は、この辺で救われることもありそう。

「連綿と続く生命の営みとの接続感」的な部分もあった気がするけど、
書き込み不足な感じがする。

宗教っぽくなるから、これくらいの触れ方で良いんだろうとも思う。

……キングダムハーツってまぁそれくらいの意味なんだろうな。
（COMから入って1だけやって、後は知らんからどうでもいいけども。）

まとめ

そういえば大学では演劇部に所属していたものの、
まともな公演を見た記憶は数えるほどしかありません。

『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』、『真夏の夜の夢』、以上。

ただ、これらは演出が同年代だったこともあり、ギャグやらが刺さりに刺さって、
ものすごく楽しかった覚えがあります。むせるほど笑った。

ライオンキングがこれより面白かったかと言うとそんなことはなく、
万人向けのエンタメとして十全に面白かった、というのが正確な感想になるでしょう。

ただ、ライオンキングを経てよりツラの皮が厚くなった気はします。
『失敗』にビクついて生きるのはバカバカしいぜ！！

そういう意味では、人生が少し補強されたと言えるでしょう。