桜降る代に決闘を/ふるよに(第ニ幕)【ボードゲームレビュー】
桜降る代に決闘を(ふるよに)、第二幕のレビューと感想です。幕間 細音雪花と一緒に買ってきました。バランス調整を経て、だいぶスッキリとした印象です。
ゲームの概要はこちらで
▶ふるよ(第一幕)レビュー
どんなゲーム?
ゲーム情報 | |
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プレイ人数 | 2人 |
プレイ時間 | 10-20分 |
対象年齢 | 12歳~ |
スリーブ | カード(80枚):MtGサイズ(63×88) タロット(7枚):幅60のOPP袋 |
幕間 細音雪花 | |
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内容 | カード(21枚):MtGサイズ(63×88) タロット(3枚):幅60のOPP袋 ルールブック/設定資料集1冊 |
これらはまだ通販では買えないようです(2017/1/3現在)。
取扱店舗をこちらからご確認ください。
対面デッキ構築ゲームのVer.2
基本は前作のレビュー記事をご参照ください。
いくつかの変更が加えられましたが、
果たしてそれがどのような変化をもたらしたのか。
さっそくレビューに入りましょう。
実際に遊んでみた
一戦目:とりあえず新キャラで遊ぶ
とりあえず新キャラ使いたいよね、
ということでオボロ×サイネVSユリナ×サイネ。
互いにサイネを含んでいるため、
切札で勝負を決めに行くことができない。
筆者は圏域と無音砕氷で相手の動きを牽制するものの、
攻撃札の枚数差でじりじりと追い込まれていく。
そうこうする内に切札による対応も尽き、じわっと敗北。
友「そうそう。攻撃が正義なんだよな、このゲーム」
僕「火力の出ないカードは甘えか……」
ランナーから外すのが面倒で旧版の白いやつを使ってます。
本当はもっとキレーなんだぜ!っていう話。
二戦目:ランダムに選んだキャラで
トコヨ×ゴリラVSシンラ×ヒミカ。
森羅万証コンボを狙う友人をゴリラが轢き殺した。
僕「あ、月影落が当たるねこれ」
友「死んだわ(笑)」
このあたりから、ユリナがゴリラの片鱗を見せ始める。
三戦目:さらに残ったキャラから選んで
オボロ×ユキヒVSサイネ×ユキヒ。
『熊介』の7連打が当たっちゃう事故(上図)を挟み、
仕切り直して勝負再開。
なんだかんだで、筆者が『ゆらりび』を発動。
友「対応して『氷雨細音の果の果て』を――」
僕「それ間合い1-5やで」
友「ぬわーーーっ!!」
ゲーム性を理解し始める
いろいろ試しながら、なんとなく考えたことを以下に記します。
友「相変わらずゴリラはつよい」
僕「それは間違いない」
このゲームはオーラの削り合いを経て、
最終的に相手に致命傷を与えたほうが勝つ。
ゴリラは豊富な攻撃札で相手のリソースを削り、
切札の『月影落』で致命傷を与えることができる。
ゆえに強い。勝利できる。
友「そんなゴリラに有利なのは……」
僕「0距離の傘か、スモーク持ってるヒミカ?」
基本動作のシステム上、間合いが0に近いほど有利。
(相手に後退=オーラの消費を強いるため)
つまり、理論上は0距離が最強。
ただしルール変更で、
間合い2以下に踏み込むことが難しくなっている。
カサは本当に死んだのか?
確かめるべく検証していったんだけど、
それは別記事に書くとして。
総評:ファンなら買い。旧作を持ってるなら△
間合い関連の変更によって忍者がまともに戦えるようになっていて、
個人的にはそれだけでも満足です(おい)。
冗談はさておき。
前よりバランスが良くなっていて、
1セットだけでもメタゲームを楽しめるようになっていると思います。
2人用の対戦ゲームが何か欲しい、っていう方には超オススメ。
前作をすでに遊んでいると…
ぶっちゃけ感動は薄かったです。
もちろん楽しいし、戦略性は上がってるんだけど。
作品に対しては何一つ文句はないんだけど、
初めて触ったときのような感動はなかったです。
まぁほとんどのカードを知ってるから、
当然といえば当然なんだけど。
前作を持っているなら、無理に買うことはないかもしれません。
年内に拡張を数本出す予定とのことだけど、
これ以上面白くなるのかはちょっと疑問。
一本目の内容に期待、って感じでしょうか。
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