【映画】シン・ゴジラ観てきました【ネタバレ感想】

正味「すげー」以外の感想は持ちあわせていないのですが、せっかく観てきたので感想を。ネタバレするので、まだの人は観てきてください。映画館で観ないと勿体無いですよ。

友人数名がそれぞれハマっていたので興味を持った

僕は薄情なやつなので、
1人に作品を推されたくらいではなかなか興味を持ちません。

2人以上の趣味が合う人間が楽しんでいて、
ようやっと自発的な行動に移るのが基本です。

いやまぁ、この年齡になれば皆こんなものか。

さておき。

別々の友人がそれぞれ楽しんでいて、
特に1人は盛大にオススメしてくれたので、
ネタバレを食らう前に観なきゃなということで行ってきました。

 

6連勤から映画館へ

「貧乏暇なし」を地で行く生活を送っているので、
フリーターだけど無駄に忙しいタイミングがあります。

そんなこんな、行こうと思ってから数日を経て、
やっとこさ映画館にたどり着きました。

高まる気持ちはとくに抑えず、
それなりに期待して臨みました。

名作はハードルを余裕で飛び越えてくると知っていたからです。

まるで興味のなかったジャンルを果たして楽しめるのか、
そういう不安はちょっとあったけど。

 

いざ本編(以下ネタバレあり)

怪獣IQの低さを露呈

怪獣映画の素養がまるでなく(モスラの記憶がうっすら)、
ポスターすら目にしていませんでした。

ゆえに初上陸したアレを観て、
「ほう……これが今回のゴジラか。攻めるなぁ」

と、的はずれなことを思いました。

いざゴジラゴジラしたゴジラが出てきた時はちょっとがっかりしたけど、
熱戦が美しかったので許す。

(あと、これゲーム機戦争のBGMやん!
とか思いました。まさかゴジラが元ネタだったとは。)

 

本編と関係ない妄想が捗った

映像を眺めながら、
なんだか色々なものが思い起こされました。

出てきたのは、今までに観た好きなもの。

特にZ/Xのあづみとリゲルのエピソードが思い起こされました。
緑の獣王とシュシュと言っても良い。

この映画と共通するのは「何かを大切にしている人」。
自分はそういうものが好きなのだなぁと納得しました。

(伝わりにくいかもしれないけど、
心地よく揺さぶられるのを楽しんでます。)

大きな脅威や困難があってそれに立ち向かっていく、
シンプルな構造ゆえに色々なものが想起されるのかな。

 

まとめ

オデッセイにも感じた人間賛歌が根底にあって、
とても前向きな作品でした。

正直負ける気がしなかったオデッセイに比べて絶望をきっちり描けている分、それに立ち向かう人類の強さをより感じることができた気がします。

エンダーのゲームでは人類の負った罪と責任が描かれていたけれど、
そういうのも大事だけど、諦めず前進することも大切だよね。

そういう感じなのかなぁと、なんとなく思いました
人類を肯定する動きというか。

 

おまけ:二回目を見て

友人と連れ立って二回目を観てきて、
「想定外」おっさんがツボに入りました。

あのおっさんじわじわくる。

あと最初の方はポップコーンを食べてる音がうるさかったんだけど、
気が付くとそれが止んでいたのが面白かったです。

「ポリってる場合じゃねぇ!」ってなったんだろうなと(笑)

 

――いやそうじゃなくて、
同じ劇場に10歳くらいの少年二人組がいたんですよ。

上映が終わったとき、
彼らがキラキラとした表情でなにか話し合っていたのがとても印象的でした。

この作品の描く「カッコいい大人」が、
彼らの心に残ったなら。

それはきっと、素晴らしいことだなぁと思って。

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