【日記】いまの雰囲気と、求められるもの
先日、と言ってもけっこう前なんだけど、Forestの聖地を巡礼してきました。そのときに見かけた青年たちの会話と、それに思うこと。
Forestの聖地、バスタ新宿で戦士を見た
その日は治験の事前検診の帰り。
ちょうど時間があったので、バスタ新宿に立ち寄ってみました。
エンディングのシーンがここだ、という話がありまして。
いまのいま、バスタ新宿を巡礼している
良いラストだったなぁとしみじみ思うhttps://t.co/JX9c4RZLvQ— カワタカイザー (@kawatakaiser) 2016年9月9日
大きなベンチがあって、親子連れや老人、観光者などがのんびりしていました。
Suicaのペンギンもいました。
あれに見えるドコモタワーがビッグベンだというのはさっき調べて知ったため、
当時はそこはわからなかったけど。
ともかく感無量。
ネズミの騎士が横切ったりしないかと探したり、
その辺にいる野鳥がどんなヒトなのかを想像したり。
ひとしきりはしゃいだ筆者はベンチに腰掛け、
穏やかな気持ちでシャドバのランク上げを始めました。
……強いられていたんだ!
それはさておき。
就活戦士の休息
そんなこんなしていると、二人組の青年が後方に腰を下ろしました。
会話が耳に入ってきます。
「就職したら、こんな時間に都心でのんびり座れることもないんだろうなぁ」
「そうだなぁ〜」
どうやら就活生のようです。
就職したら、人間らしい喜びなんて味わえなくなる。
それでも他に選べる道はなく、前に進むしか無い。
そうやって、ところてんのように社会に押し出されていく……
彼らのまとう雰囲気は、死地に赴く兵士のそれでした。
「ちなみに、この場所を作ったのは?(笑)」
「……俺を落とした会社。」
悪戯っぽい口調でネタを振ってくる友人に、苦笑しながら返す彼。
ああ、なんかすごく“今っぽい”なぁ……そう感じた一幕でした。
感じている雰囲気
就職したら、大人になったら、楽しいことなんか何もない。
将来の展望がない。持てない。
あるのは借金(奨学金、年金、etc……)だけ。
それでも就活をしなきゃいけない。
その先に幸せはないけど、しなければもっと悲惨だから。
現実はどうしようもない。
自暴自棄になるほど愚かでもない彼らは、
ただどうしようもなく、『ブラック企業』の『社畜』になるしかない。
そんな現状に投げかけられたもの
問 この国は、我々は、もうだめなのではないか?
シンゴジ曰く、「この国はまだやれる」。
キンプリ曰く、「それでも君には大好きなものがある筈だ」。
君の名は曰く、……いや、見てないからわかんない。
(たぶん楽しめないと思って避けてるんだけど、観たほうが良いのかなぁ。)
まとまらない
流行るものは時代の鏡だって言う話があって、これは、それにつけて友人と話したことの覚書のようなものです。
こういう感じだから、あれらは気持ちよかったんだろうなーと。
どんな話が見たいのか
僕「どんな話が見たい?」
友「希望が叶う話がいいな。現実がそうじゃないから。」
僕「でも恵まれたやつが成功しても、きっと嬉しくないよね。」
友「うわ、そうだなぁ……そういう汚い気持ちあるなぁ(笑)」
現実がスリリングすぎて
友「いまは冒険の旅は始まらなくていい。むしろ始まって欲しくない(笑)」
プリズムの煌めきを覚えていますか?
僕「キンプリってそういうことだったんだなぁ」
友「ああ……転職するって決めたときの気持ち、すっかり忘れてたわ」
僕「お祈りの積み重ねで削られていく感じ、わかる」
日記の最新記事
- 楽しいよ……おいで……【Deadlock/デッドロック】
- メギド72が楽しい
- 生存報告とスパイダーバース2前の感想とか
- ゲムマ2023春、行ってきたよ②【親指シフト練習】
- ゲムマ2023春、行ってきたよ【親指シフト練習】