【日記】いまの雰囲気と、求められるもの

先日、と言ってもけっこう前なんだけど、Forestの聖地を巡礼してきました。そのときに見かけた青年たちの会話と、それに思うこと。

Forestの聖地、バスタ新宿で戦士を見た

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その日は治験の事前検診の帰り。
ちょうど時間があったので、バスタ新宿に立ち寄ってみました。

エンディングのシーンがここだ、という話がありまして。


大きなベンチがあって、親子連れや老人、観光者などがのんびりしていました。
Suicaのペンギンもいました。

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あれに見えるドコモタワーがビッグベンだというのはさっき調べて知ったため、
当時はそこはわからなかったけど。

ともかく感無量。

ネズミの騎士が横切ったりしないかと探したり、
その辺にいる野鳥がどんなヒトなのかを想像したり。

ひとしきりはしゃいだ筆者はベンチに腰掛け、
穏やかな気持ちでシャドバのランク上げを始めました。

 

……強いられていたんだ!

それはさておき。

 

就活戦士の休息

そんなこんなしていると、二人組の青年が後方に腰を下ろしました。
会話が耳に入ってきます。

「就職したら、こんな時間に都心でのんびり座れることもないんだろうなぁ」
「そうだなぁ〜」

どうやら就活生のようです。

就職したら、人間らしい喜びなんて味わえなくなる。
それでも他に選べる道はなく、前に進むしか無い。

そうやって、ところてんのように社会に押し出されていく……
彼らのまとう雰囲気は、死地に赴く兵士のそれでした。

「ちなみに、この場所を作ったのは?(笑)」
「……俺を落とした会社。」

悪戯っぽい口調でネタを振ってくる友人に、苦笑しながら返す彼。
ああ、なんかすごく“今っぽい”なぁ……そう感じた一幕でした。

 

感じている雰囲気

就職したら、大人になったら、楽しいことなんか何もない。
将来の展望がない。持てない。

あるのは借金(奨学金、年金、etc……)だけ。

それでも就活をしなきゃいけない。
その先に幸せはないけど、しなければもっと悲惨だから。

現実はどうしようもない。

自暴自棄になるほど愚かでもない彼らは、
ただどうしようもなく、『ブラック企業』の『社畜』になるしかない。

 

そんな現状に投げかけられたもの

問 この国は、我々は、もうだめなのではないか?

シンゴジ曰く、「この国はまだやれる」。
キンプリ曰く、「それでも君には大好きなものがある筈だ」。
君の名は曰く、……いや、見てないからわかんない。

(たぶん楽しめないと思って避けてるんだけど、観たほうが良いのかなぁ。)

 

まとまらない

流行るものは時代の鏡だって言う話があって、これは、それにつけて友人と話したことの覚書のようなものです。

こういう感じだから、あれらは気持ちよかったんだろうなーと。

おまけ:友人Yとの与太話

どんな話が見たいのか
僕「どんな話が見たい?」
友「希望が叶う話がいいな。現実がそうじゃないから。」
僕「でも恵まれたやつが成功しても、きっと嬉しくないよね。」
友「うわ、そうだなぁ……そういう汚い気持ちあるなぁ(笑)」

現実がスリリングすぎて
友「いまは冒険の旅は始まらなくていい。むしろ始まって欲しくない(笑)」

プリズムの煌めきを覚えていますか?
僕「キンプリってそういうことだったんだなぁ」
友「ああ……転職するって決めたときの気持ち、すっかり忘れてたわ」
僕「お祈りの積み重ねで削られていく感じ、わかる」

 

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