【日記】アニメ制作進行をやっていました

何も知らない状態で他の会社に出向するという、アクロバティックかつ無謀な扱いを受けながらも、日夜、無能上司三銃士と戦いを振り広げていました(過去形)。

すべてはプリズムの煌めきを世に広めるために。

よくわからんおっさんの仲介で召喚

先方は人手が不足していて、
雇い主は僕に与える仕事がなく。

じゃああっちを手伝いながら勉強してきてよ、
ということで送り出され。

二社を仲介したおっさんに面倒を見て頂きながら、
派遣先の会社を手伝うことになりました。

……が。

この人が無能その一。

前提として、おっさんに能力はないです。
他人をそんな風に言うべきじゃないと思うでしょう。

僕もそう思っていました。

でも彼を知る人は、いい大人達が、口を揃えてそんな評価で。
日々の様子を見るにつけ、個人的にも納得した次第。

そんなわけで、僕は能力がなく、
ついでにやる気もないおじさんの部下として戦場に立ちました。

 

すばらしいスタートですね!(泣)

 

会社の人達はよく面倒を見てくれるものの、
基本的にはおっさんが僕を教えると思っていて。

責任感が宙ぶらりんで、非常に居心地が悪かったです。
ケアしてくれた分までしか、がんばれないんだぜ?

 

おっさん、流石に無能過ぎた

その後おっさんが無能すぎてさらに人員が召喚され、
僕の上司になったんだけど(仮にロバさんと呼びましょう)。

ロバさんからすれば僕の存在は完全に意味不明。
おっさんの尻拭いで、面倒見なければいけない新人(♂)。

こんなのやる気出せと言う方が無茶であり、
実際ロバさんは適当に事を済ませようとしている雰囲気でした。

うん……仕方ないよね。わかる。

というわけで真に受けると危険そうな部分は聞き流しつつ、
役に立ちそうな情報を拾い上げていく作業が展開されました。

効率悪いですね!!

 

僕はコミュニケーションに「しっぺ返し戦略」を採用しているため、
彼が不機嫌に当たってくると相応に反抗するようになり。
(ちょっとは我慢したんだよ、本当だよ)

(だって電話口でネチネチと文句垂れられても……僕だって土曜出勤はイヤだけど仕方ないじゃないですか先方の都合なんだからさぁ!やめろよ!)

そんなこんなで険悪になっていったのでした。

ロバさんは仕事はできるけど協力的ではなく、
組織の構成員として無能な感じでした。

まぁそもそも外部の人だからね、仕方ないね。

そんな状況がおかしいのであり、誰も悪くない。
だがダメージは受けてもらう!

 

デスクはいつも忙しい

作品全体の統括、デスクは最後の砦です。
全責任をとる立場なので、最低限の責任感が期待できるから。

ゆえに困ったらデスクに最優先で相談したいんだけど、
忙しすぎてなかなか捕まえられません。

とはいえ捕まえさえすれば助けてくれるので、一番頼れるフレンズでした。
すごいタイミングで寝坊され、泣きそうになったけど最後には何とかなったし。

キャパを越えた仕事を抱えてしまっているだけで、
悪い人ではないのがわかるから辛い。

 

それで結局、辞めたのだけど

このままではいつか確実に弾けると思ったので、
傷が浅く済むうちに、早めの撤退を決め込みました。

ある日、会社の荷物を全ての引き払い。

「もう行く理由がない」

そう思った途端、とても心が軽くなり、僕は幸せになりました(詩的表現)。

……というわけにもいかず、流石に罪悪感でいっぱいになり、
安らぎをニンテンドースイッチに求めました。

結局すぐには買えなくてWiiU版ゼルダを遊び始めたんだけど、その話はまた別の機会に。

 

数日後、カラオケLIVE DAM STADIUMにて、
gift」の最終回映像バージョンを歌ったあたりで心の整理はついたかな。

(ライブダムはクッソ有能なので、プリリズファンは行くべき。女の子の曲はぜんぶ映像付きバージョンがあるから。……メンズもあったら嬉しいなぁ。)

 

今回のまとめ

……誰も悪くねぇ!!
あまりに置かれた立場が悪かったと思います。

派遣ではなく、その会社に正規雇用されていたなら。
僕の教育担当が、あの人やあの人だったなら。

良かったのになぁと、思います。

ただ性格診断曰く、僕は計画的というよりは探索的で、
人の気持ちよりも、公正さや理論を重んじる傾向があるようで。

計画が大半を占める業務内容、世渡りがすべての環境は、
決して向いていなかったのだろうとも思います。

……そういう意味では、早めに辞められて良かったとも言えるか。

忘年会でシナリオ・センターを紹介してもらった時点で、
用は済んでいたわけだし。

 

落とされた面接の数々では、そういうところを見られてたのかもしれません。なるほどなぁ……。

お世話になった方々、ごめんなさい。
迷惑を振りまいてきた無能ども。辞める決心をさせてくれてありがとう。

そんなところで、ひとつ。(2017/5/8)

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